〜団長〜

団長あいさつ

盛岡市企画部青少年女性課  千葉 裕子

 今回の「第11回中学生ビクトリア市研修」には、市立中学校6校から推薦のあった12人のほか、「中学生による国際交流コンテスト」で選ばれた4人と事務局5人の合計21人が参加しました。

 8月下旬から出発までの4回の事前研修と2回の保護者説明会が開催されました。第1回の事前研修から元気の良さ、明るさ、まとまりの良さが目立っていましたが、研修を重ねるたびに積極性の責任感の強さがはっきりし、盛岡の中学生の代表という自覚が見受けられました。海外研修の直前に行う盛岡国際交流協会と盛岡市長への出発あいさつ、ビクトリア市内での各種スピーチの希望者には複数が立候補し、ジャンケンで決めたほどです。

 出発当日は台風22号の影響で搭乗予定便が欠航になり、翌日の夕方に出発というアクシデントがありました。空港周辺のホテルはどこも満室で、旅行会社の方の努力にもかかわらず空港に宿泊せざるを得ないのではないかという状況になた時でも、不満や不平を言うことなくその状況を受け入れ、むしろ楽しんでしますというしなやかな感性に勇気付けられ、得がたい体験を共有しているという思いでいっぱいでした(最終的には、幸運にもホテルに宿泊できました)。

 ビクトリア市では市長表敬終了後に、市役所の方が「今年のグループは明るくて元気が良く積極的だね。とてもよくまとまっていて、違う中学校の生徒たちとは思えませんね。」とおっしゃていました。

 出発が遅れたため滞在日程を短縮せざるを得ず、3泊4日のホームステイとなりホストファミリーの方々からも「短くて残念だ。今度はぜひゆっくりきてほしい。」という声をいただきました。

 人と人とがかかわっていくうえで大切なことは何か、自分自身を表現することの難しさ、言葉の壁を越えて自分の意思を伝えることの大変さ、そして共感し合うことの素晴らしさなどたくさんのことを体感した8日間だったと思います。

 今回の研修で得たものをそれぞれ、人生の次のステップに生かすとともに、この体験を自分自身の中にとどめずににしっかり手渡し、来年20周年を迎える盛岡市とビクトリア市との国際交流に一層の関心を持ていただければ幸いと考えます。

 最後に今回の研修実施にあたり、盛岡市教育委員会をはじめ、各中学校、研修アドバイザー、そしてビクトリア市側の関係者の皆様にお礼を申し上げ、あいさつといたします。

〜事務局〜

研修を終えて

盛岡市教育委員会学校教育課   坂下  

  素晴らしいメンバーに恵まれ有意義な研修を行うことができました。今回の貴重な研修の機会を与えていただいたことと研修団のメンバー全員に深く感謝したいと思います。

  初日は台風に躓いたわけですが、空港ロビーで雑魚寝することになっても決して挫けず、むしろ全ての経験を楽しむようにしていた生徒の姿をみて、もうどんな困難だろうと乗り越えることができるだろうという確信を持ちました。

 このたくましさとチームワークの良さは、研修の随所でその力を発揮しました。圧巻はホスト校でのプレゼンたーション!英語の発音もさることながら、たった3日の間に素晴らしい表現力を身につけ、実に楽しそうに、そして堂々と日本の文化を伝えることができました。

 ホスト校の生徒も我々の発表に共感し、多くの生徒が参加してくれました。子供たちの頑張りに大きな感動を覚えるとともに、大変誇らしく感じた瞬間でした。

 さて、私も初めてホームステイを経験させていただきました。ステイ先のJ.Jも私も体育教員ということで、サッカーやら野球やらアイスホッケーの話題で大いに盛り上がった・・・はずですが、自分の英語力の無さで深まることができませんでした。次の機会があればもう少し英語力をアップさせて、と決意を新たにしたところです。

 2日目にはドーン先生宅でディナーの招待を受けましたが、小さな子供のいる家庭は不思議と落ち着き、馴染みました。

 とても温かい雰囲気でディナーを楽しむカナダ人の良さは真似したいものです。

 また、ホスト校ではさまざまな授業に参観(参加)する機会を与えていただきました。教育システムや歴史の違いがあり一概に日本との比較はできないと思いますが、体育の授業に関していえばちょと抵抗を感じざるを得ない状況も見受けられました。日本の学校教育は決して他国に劣っていないし、素晴らしい点がたくさんあることを見直す良い機会になりました。

 今回の研修を通して、異文化を知ることは実は日本の文化の良さを知る裏返しではと感じた次第です。これが新たな国際理解のスタートかもしれません。

がんばる中学生

城西中学校 中野芳明

  今年度の中学生と統導者は「台風」という難敵に行く手を阻まれました。不安を抱かざるを得ませんでしたが、実際に私が見たのは全く違う面でした。

  こんな時だからこその「笑顔」とお互いを励まし合う光景、みんなで何かをしようとする時には協力を惜しまない姿勢、長い待ち時間にもかかわらず不満も言わない忍耐力と行動力という、何とも心強い面でした。

  この短時間で表面化してきた力が、ホームステイの成功に結びついたのだと思います。予定よりも遅れて到着しましたが、ビクトリアのレイノルズ・セカンダリースクールの生徒達と「あっ」という間にうちとけたのでした。本当に驚かされた瞬間でした。

  その後の学校生活の様子はほとんど問題なく、楽しそうに過ごしていました。多分「英語が話せるようになりたい」という思いを一層強めたことでしょう。コミュニケーションの楽しさ(英語を勉強したいという気持ちだと私は信じています)を実感したことだと思います。

  彼らの視野が、僅かかもしれませんが、確実に広がりを持ちました。これからはその視野を広げ続けるのは、それぞれの中学生が努力することになります。これからもどんどん意欲的に参加したり、自分で自分を磨いていってもらいたいと思っています。もし私にできることがあるならば、協力は惜しみません。

  「がんばれ中学生」、中学3年まで育てられてきたみんなが、強い意志をもって前進しようとしている今、みんなにかけてあげたい言葉です。

  すばらしい経験をすることができたことへの感謝の気持ちを忘れずに、これからも自分の進路をしっかりと歩んでいってほしいと思います。そして迷ったり、くじけそうになったら、今回の苦難を乗り越えたことや新渡戸稲造先生の言葉とその意志を思い出して、前進していってほしいと願っています。

  最後になりましたが、今回の研修の機会を与えて下さいました盛岡市、盛岡市教育委員会、研修中、またその前後に協力していただいた城西中学校の校長先生をはじめ諸先生方に対して感謝をして、報告書の結びとします。

      

〜充実した時間〜

見前中学校  臼沢 紀子

  私にとって初めての訪問となったビクトリアは、自然が豊かで人々もとても優しく温かい町でした。

  今回の研修で最も期待と不安が大きかったことの一つにホームステイが挙げられます。初めてのホームステイ。そこはレイノルズ・セカンダリー・スクールでフランス語教師をしているジョアン先生のお宅でした。

一日遅れで到着した私を、ジョアン先生は温かく迎えてくれました。その日はサンクス・ギビングデーで休日だったので、会ってすぐブッチャート・ガーデンに連れて行ってくれました。緊張している私を、ときほぐすように優しく丁寧にガーデン内を案内してくれました。その後家に行き、2匹のネコとご対面。人なつこいネコと、手入れの行き届いたすてきなお宅に私は自然とリラックスしたのでした。夜になると、食卓の上にあるろうそくに火を灯し、ジョアン先生手作りのターキー料理を食べながら、自分の家族・ジョアン先生の事についてまた、共に言葉を教える者として大切な事などたくさん語り合いました。私が教えた「いただきます」「ごちそうさまでした」の日本語を食事の度に、使ってくれたこともとてもうれしかったです。食後、すこし寒くなったと言って、本物の暖炉に火をつけ、暖炉の前でお茶とパンプキンパイでのんびり過ごした時間が私の心を癒してくれました。本当の心の豊かさとはこのような生活なのだとあらためて感じました。

  カナダの授業もとても興味深いものでした。ジョアン先生の授業はすべてフランス語で、教室もフランス語のポスターを貼り、フランス語の本、雑誌を置くなど雰囲気作りが大変工夫されていました。授業ではフランス語を使った劇の練習を行なっていました。幼稚園からフランス語を習っているとあって、生徒たちの語彙力もかなりのものでした。他にケルソン先生のLearning Result Classの授業も日本にないものでした。これは補習授業の1つで、それぞれに問題を抱えた生徒たちが、2人の先生たちと少しずつ信頼関係を築きながら、落ち着いた環境の中で勉強していくというものでした。日本にも取り入れたいシステムだと感じました。今回の研修で多くのことを学ばせていただき本当にありがとうございました。

研修を終えて

盛岡市企画部国際交流課  佐々木 瞳

  中学生スピーチコンテストに始まった今年の中学生ビクトリア市研修事業で、私は盛岡国際交流協会の事務局員として研修旅行へ派遣されました。自分自身、これから学び得る経験への期待とともに、この研修で何ができるのかと考えると責任を感じました。事前研修会で初めて団員と顔をあわせてから3ヶ月、私はこの研修を心から「楽しむ」ことができました。

  ビクトリア市への道程は台風上陸による飛行機欠航で当初の予定を大幅に変更されましたが、このことにより、今年の研修団員の結束がいっそう強まったように感じます。現状を受け入れ、その状況を十分に楽しもうとした団員の姿勢はその後も持続し、日々学び発見し、自分に選択肢を増やしていく過程が見て取れました。常に笑顔を絶やさず、困難を喜びにかえる彼らのバイタリティーにはただ驚かされるばかりでした。今回の研修で私が出会った中学生は学ぼうという意欲が強く、教えられたことを吸収し自分のものとして消化するのが驚くほど早かったように思います。日常生活のマナーを学習し英語の発音もどんどん向上していく中学生を見るのはとても嬉しく、気がつくとその気持ちが顔にでていたようです(にやけているとの指摘を何度も・・・)。そしてなんといっても、プレゼンテーションの時、「楽しもう」という気持ちが自分達だけでなく、観客をも巻き込んだ全員でのパフォーマンスは大成功で、感動を覚えました。ビクトリア市役所関係者、レイノルズセカンダリースクールの先生方は団員一人一人の素質を認めた上で、口をそろえて、素晴しいグループだと褒めてくれました。これはやはり、的確な指示で中学生を引っ張り、安心感を与え続けてくれた引率の先生方の力だったと思います。私自身、先生方からたくさん勉強させてもらいました。来年に役立てられるよう、学んだことを忘れないよう努力していこうと思います。

  最後になりますが、私に機会を与えてくださった中学生ビクトリア市研修事業の関係者、温かく私たちを迎えてくれたビクトリア市、そして、努力の上に成り立つ、心から満足できる「楽しさ」を私に経験させてくれた団員のみなさまに感謝したいと思います。ありがとうございました。

〜団員〜

忘れられない体験

黒石野中学校  千葉 雄太

  この研修に参加することになったとき、僕の中には不安しかありませんでした。英会話教室には通っていても、まだ全然英語はしゃべれないし、盛岡の代表ということにも、大きなプレッシャーを感じていたからです。だから、一番最初の事前研修のときはガチガチに緊張していました。

  しかし、最初の研修会で、早くも僕のあだ名はキャスターに決まり、次の研修会からは、みんなと会って一緒に作業するのがとても楽しみになりました。

  そして出発。台風で1日遅れて、できなかったこともあり残念でしたが、ビクトリアの美しい街並みを見た時は、素直にすごいと思いました。自然が豊富で、町の中心部はビルが少なく、レンガづくりの建物などもあり、本当にきれいだと思いました。

  レイノルズの前でホストファミリーと初めて会ったときは、さすがに緊張しました。しかし、お父さんとお母さんは2人ともとてもおだやかな人達だったし、ホストスチューデントのデイビットはとても優しくてどうにか日本語で話そうと、辞書まで持ち出してきてくれました。ペットの犬と猫もよくしつけされていてとてもかわいかったです。2日目の夕飯では、僕のためにごはんとはしまで用意してくれました。みんないつも優しく、にこにこと笑っていて、本当にいい人達でした。デイビットはレイノルズの生徒ではなかったので、一緒に授業を受けられなかったのが残念だったけど、家にいるときは本当に親切にしてもらい、何度Thank  youと言っても言い足りないくらい、本当に感謝しています。デイビットとは、できればこれからもメール交換などをしていきたいと思っています。

  とにかく今回の研修は、僕にとって、様々なことを考えさせられるものとなりました。今までより世界を意識するようになったし、もっと英語ができるようになりたいとも思います。そして、カメラはなくしたけど、この研修は僕にとって、一生忘れられない体験となりました。こんな貴重な体験を僕達にさせてくれたお父さん、お母さん方に、改めてお礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました。

言葉の架橋

黒石野中学校  平川 あい

  私達が過ごした八日間の研修はどれも、この先忘れることのない貴重なものでした。台風で飛行機が欠航になったこと、飛行機やフェリーの中で胸をドキドキ・ワクワクさせながらビクトリア市に着くことを待ったこと、市長表敬訪問をしたこと、ホストファミリーと過ごしたこと、レイノルズセカンダリースクールで、日本との様々な違いについて驚いたこと、そして時差ボケの辛さ・・・。この研修のすべてが、私の宝物です。

  その宝の一つ、ホストファミリーと過ごしたこと。ホストファミリーのミランダとスーザンは、不安でいっぱいの私達を温かく迎えてくれました。そのお陰で私達の不安は一気にふき飛び、本当に楽しい時間を過ごすことができました。そして最後の日の朝、私はミランダに「私達は遠く離れた所にいるけど、いつまでも友達だよ。」と言いました。つたない英語だったけれどミランダが大きくうなづいてくれたので、私はとても嬉しかったです。

  この時、私は思いました。

生まれた国が違っても、話す言葉が違っても、心から伝えようと思えば、どんなカタチであっても相手に伝わるんだ。そして、それが姉妹都市であるビクトリア市と盛岡市の架橋になる私達が、伝えるべきことだと思いました。

  私はこの研修を終えて、「Thank  you」の言葉の意味を改めて「識った」気がします。だからこそ、この場をかりて、いろいろ支えてくれた団員・たくさんのアドバイスをして下さった先生方、家族の一員として迎えてくれたホストファミリー、そして、何よりも一番の理解者として、応援してくれた家族に「Thank  you」と言って、この研修を終えたいと思います。

大切なこと

黒石野中学校  稲田 奏

  私はこの研修で2つ学んだことがあります。一つは伝えたいという気持ちがあれば、コミュニケーションがとれるということ。もう一つは何事にもにげずに挑戦することの大切さです。

  私はホストファミリーと初めて会ったとき、この研修に参加したことを本気で後悔しました。なぜならば全くといっていいほど思うように自分の意志を伝えることができず、自分の英会話能力の低さを痛感したからです。

  私は心のどこかで「英語が話せないなら、話しかけなければいい。」とさえ思っていました。しかし、KARINや彼女の友達と話しているうちに、自分がにげていることにやっと気づきました。それと同時に、「伝えよう」そう思う気持ちが大切なのだと分かりました。それからは、やっぱり伝えきれないこともあったけれど、自分から積極的に話しかけられるようになりました。

  KARIN達にはたくさん迷惑をかけてしまったけれど、一生懸命私のつたない英語を理解しようとしてくれたことは本当に嬉しかったです。

  この研修で得たことは本当にたくさんあると思います。自分の意見を持っていなければ、英語が話せても意味がないということもこの研修で学んだことです。ビクトリアに行かなければ学べなかったことがたくさんあるし、何よりも自分自身を見つめ直すことができました。私は「自分の意思をしっかり持ち、それを伝えたい人に伝えられるようになりたい」と研修を終えた今、強く感じています。

  この研修は私の一生の宝物です。お世話になった方々、研修団員のみなさんありがとうございました。

  最後に優しくしてくれたKARINとその家族や友達、本当にありがとうございました。またいつか、絶対カナダに行こうと思います。そのときは、今よりももっと英語をはなせるようになって、KARINに会いに行きたいです。

  この研修に参加できて本当によかったです!!

                            

最高の研修

城西中学校  小野寺 潤

  僕はこのビクトリア研修に参加できて、本当に良かったです。それはいろいろなことを学べ、全てが初めての体験でとても新鮮に感じれたからです。

  僕が今回の研修で学んだこと、それは「Thank  you」という感謝の言葉の大切さです。僕がこの研修の中で一番多く使った英語も「Thank  you」でした。

  バスに乗っていて気がついたことがありました。普通にバスに乗っていたら、後ろの方で「Thank  you」という声がきこえてきました。それは、バスを降りていく人達がドライバーに対して言っていた言葉でした。日本では絶対に有り得ないことだと思いました。

  日本人は、そういう感謝の気持ちを忘れているのではないだろうかと思いました。

  次に、僕が体験してとても新鮮に感じれたこと、まず第一にホームステイです。そして、第二にレイノルズ・セカンダリー・スクールでの授業参加です。

  初めてホストファミリーと会ったときは、かなり緊張していました。でも、ホストファミリーがみんなとてもおもしろい人達だったので、いつの間にか、緊張なんかなくなってしまいました。

  家の中では、映画を見たり、ホストスチューデントが英和辞典を持ってきたので、簡単な日本語のあいさつをしたり、ジョークを言い合ったりしました。

  僕のホストスチューデントのClaireは、最高に明るくて楽しい人だったので、ホームステイしている間はほとんど笑っていました。それだけに別れがとても辛かったです。

  カナダの学校は、授業中に飲み物を飲んだりお菓子を食べたり音楽を聞いたりととても自由でしたが、その反面、自分で決めたことはしっかりとやる自己責任を強く感じました。また、ほとんどの人がとてもフレンドリーで気軽に話し掛けてくれたり、写真をとってくれたりしました。

  今回のこの貴重な体験を今後の生活に必ず生かし、これからの国際交流にも積極的に参加していきたいとおもいます。

                    

HAND  IN  HAND

城西中学校  齊藤 茉莉

  カナダで生活した一週間はとても短く、まるで夢のように走り去ってしまいました。

  私は帰国して数週間たった今でも、カナダでの研修を思い出します。ホストスチューデントとの出逢い、みんなで遊びに行った事、学校や家での生活の違い、そして別れ・・・・・・・・・・・・・・。私はたったの一週間で自分がこんな内面的に変わるとは夢にも思いませんでした。そして今まで近いようで遠かった『国際交流』というものがグッと身近に感じられるようになりました。これは私の人生の中での国際化への大きな大きな第一歩だったといえるでしょう。

  また、初めてのホームステイでは不安でいっぱいだったけど、みんなとても優しく接してくれ、心配なんていりませんでした。ろくに英語が話せない私にゆっくり話してくれたりと、とてもよく気遣ってくれました。異国に行って初めて、言葉は心でするものだと分かりました。感動しました。それと平行して『Thank  you』の大切さも学びました。カナダで生活してて、1番よく口にしたり耳にした言葉だと思います。カナダの人はどんなささいな事にでも、絶対に感謝の気持ちを忘れません。日本では、そういう当たり前の事を忘れつつあると思うので、ストレートに感謝の気持ちを伝えられる人になりたいと思います。

  今回のこの研修を通して、異国の文化や生活を学ぶと共に、自分の国や生活を見直す良いチャンスでもあったと思います。この貴重な経験を無駄にしないよう今後の生活に生かしていきたいです。

  カナダのあの大地のように、私の心も視野も広くなったような気がします。新渡戸稲造が昔、ビクトリアと盛岡に橋を架けてきたように、私も平成の新渡戸となって、友好の懸け橋を架けてこれたのではないかなぁと思います。

カナダを見て

城東中学校  吉岡 光一郎

  この研修では海外初体験の僕にとってはとてもかけがえのないものになったと思います。

  最初は台風の影響で足止めをくらったこともあったけれど、現地に到着してからは見る物すべてがまずらしい物ばかりで目を奪われました。

  ホームステイでは日本語が何一つ通じないといういかにも外国人という家庭でした。以前までは英語なんて授業で話すだけで日本にいるかぎり勉強なんかしても仕方がないと思っていました。しかし、ビクトリアでは家庭でも学校でも英語という環境なので嫌でも話さなければいけませんでした。僕は1日目そんな中だったのでノイローゼになってしまい日本語も英語も話すのがとてもつらくなっていました。けれどホストスチューデントのお父さんが「心配しなくていいよ。英語で無理して話さなくてもいい。」とやさしく声をかけてくれました。これが支えとなりその後はノイローゼになることもなく自分なりの英語で話すことができ田と思います。ホームステイ最終日はお父さんは仕事だったので会えませんでした。しかし、ホストスチューデントとは英語で最後に『See  you』とささいな言葉で別れることができとても良かったです。

  日本大好きの僕が海を越えてカナダに行くなんて考えられなかったけど、この研修を通して英語も実際に使え、文化の違いを心から感じることができました。

この機会をくれた皆さんに心からありがとうと言いたいです。

                                    

楽しかったビクトリア

城東中学校  川村 陽菜

  楽しかった8日間は、あっという間に過ぎていってしまった。思い返せば初日からハプニングの連続だった。台風で飛行機が飛ばず、急に次の日のロス経由の便に乗ることとなった。入国審査では、何を聞かれているのか全く分からず、練習していた言葉を言うことができなかった。その時、用意していた言葉だけではだめなのだとやっと気が付いた。

  だが時すでに遅し。「心の準備が〜!!」と言っている間にホストファミリーと面会の時が来た。次々と名前が呼ばれる中、私は不安でいっぱいだった。

  しかし、その気持ちは会った瞬間吹っ飛んでいった。とても優しそうな笑顔。私も自然と笑顔になった。それからは、何もかもが新鮮で楽しかった。最初は緊張で固まっていた私も、だんだんと自然体で接することができるようになった。

  ホストファミリーとのおしゃべりも楽しかった。と言っても「Yes」と「No」、単語と身ぶり手ぶりだけだったのだが。

  ホームステイでの一番の思い出は、最後の日の夜だ。お別れ会が終わりレストランを出た後、私を夜のダウンタウンに連れていってくれたのだ。きれいにライトアップされた州議事堂は、忘れることができない。

  ホストファミリーはとても親切で、たくさんの楽しい思い出をくれた。だからその分、別れがとても辛かった。お別れの日、私はこっそり鶴折って、手紙といっしょに机に置いておいた。事前に気付かれないよう細心の注意を払ったが、バレてしまった。失敗だったが、それを見た時のホストファミリーの顔が忘れられない。「Thank  you」。そう言ってくれたのだ。

  今回の研修では、直に異文化にふれ、そこに生活する人々とも出会うことができた。

  これは私にとっての、はじめの一歩となった。

研修を終えて

松園中学校  鈴木 裕太郎

  この6泊8日のビクトリア市研修は本当に楽しく、いろいろな事を学ぶことができた忘れられない最高の研修でした。

  カナダ・ビクトリアに着いて最初に思ったのは、街や緑がとても奇麗だということです。奇麗な人もたくさんいました。バスでホストファミリーが待つ学校へ向かう途中、事前に写真をもらっていなかった僕は、どんな人達なのだろう。という不安でいっぱいでしたが、笑顔で迎えてくれたホストファミリーの表情を見た途端にそんな不安も吹き飛んでしまいました。

  ホストファミリーは、とても良い人達で、僕が何度聞き返しても嫌な顔一つせず、ゆっくりと何回でも説明してくれました。その時コミュニケーションで大切なのは、理解する気持ちと伝えようとする気持ちだと感じました。あと、ホストファミリーには色々な所に連れて行ってもらいました。特に心に残っているのは、夜にライトアップされていた州議事堂です。あんなに幻想的な物は初めて見ました。胸が一杯になりました。

  他にも僕達の為にしてくれた全ての事が嬉しくて、「Thank  you」という言葉を何度も使っていました。

  ホストスチューデントのディミトリーは真面目で優しい人でした。彼とはパソコンでゲームをしたり、犬と遊んだり、ダウンタウンへ行ったりと、とても楽しい時を過ごしました。ディミトリーは今では大切な友達です。

  僕はもっと英語を好きになって、もっと英語を勉強して、やさしかったホストファミリーにディミトリーに、奇麗なビクトリア市に会いに絶対にまたカナダに行きたいです。そして、伝えきれなかった感謝の気持を伝えたいとおもいます。

  この研修は僕にたくさんの事を教えてくれました。本当にこの研修に参加して良かったと思います。この多くの経験を様々な場面で役立てていきたいです。最後にこの研修でお世話になった方々、出会った全ての人に、ありがとうございました。

大好きビクトリア!!

松園中学校  佐々木 なな子

  大好きなEmmaStacyとお別れの時、私はさみしい気持ちとほっとした気持ちで胸がいっぱいだった。そして、心の底から「Thank  you」と言うことができたと思う。

  初めて海外に行けるということで、とても浮かれていた私だったが、出発が近づくにつれて不安と緊張が大きくなっていった。しかし、ビクトリアに到着しホストファミリーと対面したとたん、そんな気持ちは吹き飛び、これから始まるビクトリアでの生活に胸を躍らせていた。

  私が出会ったビクトリアの人々は、みんなとても優しく「Thank  you」ばかり言っていたと思う。とくにホストファミリーのEmmaStacyにはよく助けてもらった。なかなか言いたいことが通じず、何度もくり返し言う私達の言葉を真剣に聞き、そして私達でも分かる簡単な言葉で話してくれた。また「ななは、英語をよく聞きとれているよ。話すのも上手だね。」と言われ、私は嬉しく思い心の中でガッツポーズをしながら、やはり「Thank  you」と言った。観光や買い物にもよくつれていってくれた。大勢の友達と一緒に海や州議事堂などに行った。ビクトリアのたちこちに自然が見られ、空気も澄んでいて、きれいな町だと思った。

  学校では、多くの友達をつくることができた。校内がとても広く迷ってしまうことも会ったが、みんなていねいに教えてくれた。

  今回の研修で私は、様々な人と出会い、そのたくさんの人々に温かく支えてもらった。そのお陰で、この研修を楽しく終えることができたと思う。また、多くの視点から物事を見たり、考えたりすることの大切さや、コミュニケーションをとるうえで、伝えよう、理解しようと強く思う気持ちの大切さなどたくさんのことを学ぶことができたと思う。この研修で得ることができたすべてのことを、これからの生活に生かしていきたいと思う。そして、英語をもっと勉強し、またカナダを訪れようと思う。

  最後に、お世話になった先生方、団員のみなさん、ありがとうございました。


研修を終えて、次へ

見前中学校  小野寺 俊也

  僕は本当にカナダに行ってきたのかなぁ、というくらい実感が湧きません。今、僕に残っているカナダのピースは目に見える航空券とお土産。鮮明に思い描くことができる思い出は、話すと6泊8日かかると思います。

  今回の研修で、もっと英語を話せるようになりたいと思いました。正直なところ、ホームステイ中、家や学校で聞き取れた英語はたぶん20%くらいで、残りの80%は聞き取れなかったと思います。僕が話した英語と言うとYesYeahとかが多かったです。それでもRobbieは一生懸命話し掛けてくれました。何回聞き直しても言ってくれたし、僕の言っていることも聞き取りづらかったと思うけど一生懸命聞いてくれました。また、難しい英語で話し掛けられたり、僕の英語が少し違ったりすると、分かりやすい英語で教えてくれました。

  Robbieは友達がたくさんいて、紹介してくれました。彼、彼女らもとても親切でした。ビクトリアでは男女関係なく一つのグループで行動しているようで、放課後は一緒に遊びました。お土産にポッキーとコロン、南部せんべいを持っていったのですが、これがとても気に入ってくれたみたいで、授業中も食べていました。ビクトリアの生徒が授業中に、南部せんべいをおいしそうに食べている姿は不思議な感じがしました。

  お別れ会の時にはRobbieとすっかり打ち解けていました。何人かのホストスチューデントとも仲良くなり、とても楽しかっただけに、翌朝の別れは本当につらかったです。お別れ会の晩、Robbieが日本語を覚えたいということで少し教えたけど、難しいと言って笑うしかありませんでした。

  帰国と同時にのしかかってくる現実を受け入れるのには、結構な時間がかかりました。1日1日が夢のような旅の終わりです。ビクトリアのみんな、研修団のみんな、最高の時間をありがとう。またカナダに行くときは僕を誘ってください。ていうかみんなで行きましょう!その頃までには英語ベラベラになります。

See  you  later、また会えます、絶対に。

たくさんの人種

見前中学校  千葉 真央

  私達の行った所カナダのビクトリア。私は出発する前に、カナダの人ってどんな人達だろうと考えていました。まずカナダと言えば、雪国。そういうイメージから初まり、私の想像のカナダ人は次の通りに出来上がりました。肌は白くて、女の子なんかはちょっぴりそばかすがあったりする。鼻は高くて、髪は金髪でサラサラ。大人っぽくて、背は高くて、もう日本人が憧れるような感じ。あぁ、カナダ人って良いなぁ〜。これが私の想像です。

  しかし、実際カナダについてみたところ、そんな子は、めったにいないのです。やはり想像は想像だけに終わりました。カナダは中国系や先住民の方々がけっこう多く、ほとんどが移民してきたばかりの人達です。なので、誰がカナディアンかもわからないし、見つけようとも思いませんでした。本当に、思ったよりも中国系の方々が多かったです。かと言って、全てが中国系でなく、私の想像していたような子や、イギリス系、ドイツ系、フランス系と、いろいろな人種の人達が集まっていました。つまり、私が想像した子は、その中の1人だったのです。日本は1つの人種に限られているため、世界を見るまでは、他国の我が国と同じであろうという考えがあったのかもしれません。とても狭い世界観です。なので私は、日本を出て良かったと思います。この研修を通して、世界を知ることができたから。

  カナダのビクトリアは、1人1人がバラバラな国ではあったけれども、1つだけ共通点がありました。それは英語です。たとえ人種が違くても、話す言葉が一緒だから、みんな通じ合えるのだと思います。英語が彼らをつないでいることに感動し、偉大さを感じました。私もこれからもっともっと勉強して、英語を少しでも話せるようになって、今回の研修以上に世界中の人々と話せるようになりたいと思います。最後に、たくさんのことを教えてくれた、ビクトリアのみなさん、ありがとう。この機会を私にくれたみなさん、ありがとうございました。

ビクトリアのこころ

見前南中学校  芳賀 山児

  僕の過ごした、あっという間の1週間は、たくさんの思い出であふれています。

  いよいよ迎えた研修1日目は台風でした。その影響で飛行機は欠航となり、空港に泊まらなければならなくなりました。最初は悩みましたが、ダンボール集めなどをしているうちに楽しくなってきました。様々なことがあった初日でしたが、意外に記憶に残っています。このようにして始まった僕たちの研修でしたが、翌日しっかりと出発することができました。

  僕が、この研修の中で最も印象に残ったのは、ビクトリアの人々の心の部分です。何をするにもビクトリアの人たちは親切でした。学校の人たちは、どんなに恐そうな人でも気軽に声をかけてくれたし、ホストファミリーのお父さんとお母さんはいろいろなところに気を遣ってくれました。街に出れば、買い物の際にレジで硬貨を選ぶのに時間がかかっても店員は待っていてくれたり、親切に硬貨を選び出したりしてくれました。また、僕たちがファーストフード店で飲み物を注文して、出したお金が足りなかったことに気付かなかったときも、その分をまけてくれました。これらのようなことを通して、本当に人の温かさを感じました。

  また、ビクトリアでは本場の英語を肌で感じてきました。初めのほうは、相手の話している英語が分からないと戸惑ったり黙ったりしてしまいましたがしだいになくなり、手ぶりなどで伝え合ったりできるようになりました。そこでは積極的にコミュニケーションをとることの大切さを学びました。

  このようなことだけではなく、この研修では、楽しい思い出もたくさん作ることができました。他のホストスチューデントと買い物をしたり、ボーリングをしたり、ダウンタウンへ行ったり、ご飯を食べたりと楽しい思い出は、たくさんありすぎて書ききれませんが本当に有意義な研修になりました。この経験を生きていく上での力に変え、様々な場面で活かしたいです。充実したこの1週間はこれからも僕の記憶に残り続けることでしょう。最後に、自分を選んでくださった学校の先生方、その他支えてくれた方々、そして最高の研修にしてくれた15名の仲間に感謝したいです。

最高級に貴重な体験

見前南中学校  佐々木 未華

  私はこの研修で大きく分けて二つの事を学びました。

  一つ目は、「相手に伝えるという事の大切さ」です。私はカナダでホストファミリーをはじめ、たくさんの人に出会いました。その時、ただ黙っているだけでは何の人間関係も生まれません。今までの私だったら、英語の意味が分からなくても、ただ笑顔でうなずく事しかできませんでした。でも、今回の研修では私は大きく変わりました。もし話している英語の意味が分からなかったら何度でも聞き返して理解しようとしました。そして私が話す時はジェスチャーも交えて、一生懸命伝えようとしました。そこで初めて「心で伝える」という言葉の意味が分かった気がします。特にホームステイしている時には、近くで多くの英会話が飛び交う中で生活している訳なので一つでも多くの英会話を身に付けようと会話に入っていきメモをしながら話しました。言葉で伝えるという事は非常に簡単ですが、他にも伝える方法はたくさんあります。言語が違う中でいかに相手に上手く伝えられるか、これが大切な事だと思いました。伝えようという心があれば伝わるという事をこの研修から学びました。

  二つ目は、「自分の事は自分でやる」ということです。

日本人は、できているようで実は全くできていないと私は考えます。カナダに行って、思ったことは、「セルフ」という言葉は多いということでした。つまり、カナダ人には自分の事は自分でやるという事が当たり前のように行なわれているのです。その分、自己責任なので一つ一つの行動に慎重さが見られます。日本人はその点でいうと大きく欠けていると思います。今回の研修でも私達研修生は先生に頼りっぱなしで自分の事すらできなくて迷惑かけた場面も少なくありませんでした。なのでこの研修をきっかけに私も含めて全員が「自立」をしていくべきだと思いました。

  今回の研修では貴重な体験をたくさんさせていただいて、学ぶことも多く本当に有意義で楽しい研修となりました。来年はビクトリア市と盛岡市の姉妹都市提携20周年をむかえます。私は来年、もう一度ビクトリア市に訪問したいと強く望みます。最後に、の研修にあたってご協力いただいた全ての方々に感謝、感謝。

すばらしいカナダ!

岩手大学教育学部附属中学校  赤澤 智子

  私がカナダに行って一番すごいと思ったことは、カナダ人のあいさつです。カナダでは、家の中はもちろん、近所や学校、お店など、いつでもどこでもあいさつをします。

  学校で声をかけてくれた人、本を買ったら「いい日になるといいね!」と言ってくれたレジのお兄さん。本当に、たくさんの人と出会いました。日本では、知らない人に声をかけるということはほとんどないので、とても新鮮に感じました。

  また、カナダの町は緑が多く、心が洗われる感じがしました。道幅も広く、ゆったりとしていました。日本に帰ってきて、東京の町を見た時、東京が狭くて小さい町に見えてしまったほどに、カナダの町はきれいだったのです。今でも、カナダに戻ってあの町をもう一度眺めたい、と思う時があります。

  そして、ホストファミリーの優しさ。私のホストスチューデントであるAmeliaは、たどたどしい私の英語を何度も聞いてくれました。時には、使いなれていない日本語を使い、私にわかりやすく伝えてくれたこともありました。

  Ameliaの優しさに触れて、私は「自分はAmeliaと同じくらい、人に優しくしているだろうか?」と、自分を見直すことができました。カナダでの出会いは、自分を変えるすばらしいものになったのです。

  今考えると、自分がカナダに行った、ということが夢のようです。それほどまでに、カナダはすばらしい国だったのです。

  いつの日か、またカナダに行き、Ameliaに会いたいと思います。その時には、Ameliaが驚くくらい英語をペラペラしゃべれるようになって痛いです。

  また、英語だけでなく、生活面においても自分が自分を認めることができるくらいレベルアップしておきたいと思います。

  カナダでは、日本では学ぶことができないことをたくさん学ぶことができました。これらのことを自分のものにし、これからの糧にしていきたいと思います。 

人々のあたたかさ

河南中学校  佐々木 敦斗

  今思えば、本当に短い滞在だった。緑にあふれ、レンガ造りの建物が立ち並び、イギリス風の雰囲気が漂う美しいビクトリアの街、ビクトリアの人達との楽しい日々・・・。思い出していくごとに、ビクトリアに戻りたいという気持ちがこみ上げてくる。

  忘れられないのが、ホストファミリーとの日々だ。僕が上手く英語が話せなくても、「大丈夫だよ。」と言って、励ましてくれる。そんな人達の優しさに、僕はうれしくなった。初めは緊張して話せなかった英語も、一緒に過ごしていくうちに、積極的に話せるようになった。言葉が通じる度に、僕は喜びを感じ、ホストファミリーの表情も、活き活きと輝いた。言葉に不自由はしたが、英語で伝え合い、お互いに分かち合えることで、僕は言葉の大切さを実感した。ほんの少ししか一緒に過ごすことができなかったが、街に連れていってくれたり、一緒に学校へ行ったり、僕を本当の家族のようにあたたかく迎え、優しく接し、たくさんのことを教えてくれた。そんなホストファミリーとは、今でもメールで連絡を取り合っている。この出会いを大切にするため、いつまでも交流し続けたい。

  この研修では、ビクトリアのことをたくさん学ことができ、逆に日本の文化の素晴らしさも改めて知ることができた。ホストファミリーは、おみやげに持っていった和菓子を「おいしい。」と言って食べてくれたし、折り紙で作ったくす玉も、部屋に飾ってくれた。けん玉や折り紙、紙風船などの日本の伝統的な遊びで一緒に遊んだときも、本当に楽しそうだった。ホストファミリーとコミュニケーションがとれたのは、日本の素晴らしい文化のおかげだった。

  この研修を通して、僕は大きく成長できたし、この研修は僕の大きな財産となった。ビクトリアでの楽しい日々と素晴らしい思い出、たくさんの出会いを、僕は一生忘れない。ビクトリアの人達にもう一度会うため、僕はいつか、あたたかい人々とたくさんの緑に囲まれた街、ビクトリアに行きたいと思っている。

  最後に、これまで僕を支えて下さったみなさんと、太平洋のかけ橋となった、新渡戸稲造先生に感謝します。本当にありがとうございました。

楽しかった6泊8日

飯岡中学校  内村 沙智

  あっという間に終わった6泊8日のカナダ・ビクトリア市研修。私はこの研修の中で様々な経験を通し、日本で普通に生活してたら気が付く事のなかった沢山の事を学ぶ事ができました。

  私が一番強く感じたのはあいさつです。カナダの人々は他人である私たちに対して、気さくにあいさつをしてきてくれました。そして、そのあいさつによりコミュニケーションをとる事ができました。また、人々は「Thank  you」の言葉に対して必ず「youre  welcome」と返事を返していました。いたるところで交わされているあいさつから、私は人々の心の広さ、優しさを感じる事ができました。

  次に感じた事は、自己管理と自己責任の大切さです。これは事前研修やカナダにつくまで、そして一番はレイノルズで感じました。自由な環境であったからこそ感じる事のできた、自己管理と自己責任の大切さ。私はこの研修に参加していなければこの2つの事を、強く感じる事はありませんでした。

  また私は市長表敬訪問で、アラン・ロウ市長さんにあいさつをするという貴重な経験をする事ができました。原稿が直前に仕上がってちゃんと言えるか不安だったけど、市長さんの優しい笑顔が励みになりリラックスしてあいさつをする事ができました。市役所ということでとても緊張していましたが、アラン・ロウ市長さんやランジェルさんが優しく明るい笑顔で迎えてくれて、とても楽しかった表敬訪問でした。

  あと、3泊4日のホームステイでは、ホストファミリーに本当に優しくしてもらいました。1日目は不安で不安で帰りたかったけど、ホストファミリーが優しくしてくれたお陰で、帰るのが嫌になる程楽しい毎日を過ごすことができました。

  この研修に参加した事により自分の中で何かが変わり始めてきたように思います。その何かとははっきりと分かりませんが、必ずこれからの人生に何かの形で生きてくるのではないかと思います。

  この研修を通して学んだ事、出会った仲間、沢山の思い出は私の一生の宝物になりました。みなさん、本当に本当にありがとうございました

〜研修アドバイザー〜

研修アドバイザーから  尾中 夏美

今回も無事、第11回中学生派遣が終了しました。

今回の研修メンバーは16名で、12名は学校推薦、そして作文とスピーチコンテストで中学2年生を含む4名が選抜されて参加しました。研修参加直後は女子の活発さに圧倒されたのか男子がおとなしい印象でしたが、グループ活動が進むにつれて男女の別なくチームワークを発揮していました。

研修ではグループのまとめ役として引率の先生方に、より深くかかわっていただきました。3班に分かれての活動ではいずれの班発表も「ただ一方的に説明するだけでなく、参加者を巻き込んだ発表をする」という共通点があり、聴衆が楽しく参加できるような工夫が随所に作られました。

これが現地でも高く評価されたそうです。英語での発表を英語を母国語とする人たちの前で行なうということは、決して易しいことではありません。学校でまだ習っていない単語や構文がたくさん出てきます。しかし、それこそが、「生きた」英語であり、「コミュニケーションの手段」としての英語なのだということを研修生に五感で感じてほしいという思いがありました。大いにウケて成功裏に終了し、苦労が報われて大満足の研修生と先生方でありました。

研修報告会では、カナダの良さと同時に自国文化の価値についての再確認に言及する発言もしっかり含まれていました。異文化に触れるということは、いろいろな価値を判断するための心の引き出しをたくさんもつとうことに他ならないと思います。16名の研修生も心一つ一つに引き出しの数が増えたことと思います。

例年になく発生した台風の影響で一行が成田空港に足止めされ、ロサンゼルス経由でカナダに飛び、そのため現地研修が1日短縮されるというハプニングがありました。しかし、こんな突発事故でさえチームワーク結束で一生忘れない楽しい思い出に変えてしまうたくましさが、今年のグループの良さだろうと思います。

この研修を契機に今後、さらに世界に目を向けていってほしいと思います。