〜団長〜

団長あいさつ
上田中学校  山崎 健志

 第13回中学生ビクトリア研修を無事に終えることができました。今年度のスピーチコンテストの入賞者と市内中学校から推薦された生徒、統導教員、事務局員の計15名で研修を行ってきました。9月上旬から始まった事前研修は、緊張感の中にも互いに積極的に交流を図りあって打ち解けあい、良い雰囲気の中で事前研修が進んでいきました。不安な気持ちよりも、カナダに行くことや現地の生活への期待感のほうが大きく感じられました。大げさにいえば「日本代表」、「盛岡代表」です。しかし生徒達は「代表」という言葉を背負いつつも、それぞれが一人の人間として交流ができたと信じます。最終日に雨が降ったものの、ビクトリアに到着してからは、好天が続き、順調にスケジュールを消化することができました。生徒達は、カナダの美しい景色を目の当たりにし、驚きと共に現地での研修に対する期待感を更に膨らませていったようです。初日はビクトリア市内の見学をしました。ジュビリー病院の庭園と記念碑、ビーコンヒルパークの石碑など、新渡戸稲造氏に纏わる場所や石碑を訪ねるごとに、カナダの中にたくさんの日本(盛岡)があることを発見すると共に、それだけ密接な関わりがありことに気づくことができたと思います。今年度はスペクトラムコミュニティースクールにお世話になり、授業体験やプレゼンテーションをはじめ、同校に通う生徒の皆さんのご家族で3日間のホームステイを体験されていただきました。3日間のホームステイは、ビクトリアの人々の温かい心に支えられ、生徒のみならず、我々教師にとっても貴重な機会でした。英語でコミュニケーションをすることの大切さよりも、人として相対することの大切さに気づくことができたと思います。これは、言葉が自由に通じる日本ではなかなか実感できないことでしょう。また、プレゼンテーションの準備では、相手に分かってもらうためにはどうすればいいかを工夫しました。他者の立場に立って考えることで、相手を思いやる気持ちの大切さや尊さを学ぶことができたとお思います。我々をお世話してくれたビクトリアの人たち全ては、「盛岡から来る私達のために」そういう気持ちで接してくれていたはずです。カナダがどんな国だったか、カナダの高校がどんなだったか、カナダの家族がどうだったか等を、それぞれの目で見て心で感じて、今回の研修を経験したからこそ見えたことや気づけたことが沢山あると思います。そうやって得た「何か」はきっと彼らの今後の目標や夢に繋がっていくのだと思います。そうやって育まれる温かい心、夢がビクトリアと盛岡の姉妹都市の絆をより強いものとし、新渡戸氏の架けた橋を支える土台となっていくのだと思います。

 最後に今回の研修実施にあたり、盛岡市教育委員会、研修アドバイザー、各中学校、ビクトリア市関係者の皆様にお礼を申し上げ、あいさつといたします。

〜事務局〜

未来への出発点 
厨川中学校  藤田 美幸

出発の約2ヶ月前に初顔合わせした今回の団員達。初めてあったその日の昼食時間には自然と輪になり会話を弾ませる姿に、「このメンバーとならきっと素敵な研修ができる」と確信した。事前研修会では、限られた時間でアイディアを出し合いながら熱心にプレゼンテーション準備に取り組み、チームワークを強めた。

 ビクトリアで過ごした6日間は、一生の宝となる経験と出会いに溢れていた。生徒達にとって一番楽しみであり不安でもあったホームステイだったが、日に日に表情が生き生きとしカナダでの家庭生活を積極的に楽しんでいるようだった。毎朝学校で顔を合わせる度に「昨日はこんなことがあった!」「夕食はこうだった!」などと興奮気味に報告し合う様子から、どの生徒もかけがえのない体験をしていることが見て取れた。引率者の私もホームステイさせて頂いたのには大感激で、ホームステイの4日間ゆったりとした時間の中でホストファミリーとの対話を楽しんだり、日本の料理に挑戦してもらったり、学校から家まで景色を眺めながら歩いて帰ったりと、カナダでの生活を満喫した。今回のホームステイやスペクトラム・コミュニティー・スクールでの日本紹介プレゼンテーション、授業参加を通じて、私達はカナダについて知るだけではなく、日本についても改めて考え、見つめる機会を得た。

カナダの人達の温かさ、心の大きさを肌で感じ、2つの国の共通点や相違点、それぞれの良さやこれからの課題・・・彼らはそれらをしっかりと心で受け止めた上で、日本人として自分はどう生きていきたいか、周りに何を伝えていきたいかを考え、これから実行してくれるだろう。私自身も生まれ育った町の国際交流事業で中学生時代にホームステイをした経験が、間違いなく現在の姿に繋がっている。今回参加した12人にとっても、進む方向は違えこの8日間が新たな未来への出発点となるはずだ。

新渡戸稲造博士が架けてくれた橋を渡り、私達は幸せな時間を共有することができた。この恵まれた機会から多くを吸収しようと、積極的に異文化に触れる姿勢を持った素晴らしい生徒達だった。盛岡国際交流協会の方々はじめ、尾中先生、山崎団長、佐々木さん、関わって下さった全ての方々に心から感謝します。

研修を終えて
盛岡市男女参画国際課  佐々木 瞳

今年度の中学生研修事業も終盤を迎え、あとは研修報告会を残すのみとなりました。この事業に携わり3年、同行は2回目になります。この事業から得られる感動はとても大きく、この仕事ができることに心から感謝しています。

 毎年、このビクトリア市研修には、さまざまなバックグランドを持つ生徒、先生が集まります。そして事前研修を通じ、共有する目的を持つ仲間になっていきます。ここで、各自のコミュニケーション能力が試され育てられるのですが、今年度のメンバーは特にこのコミュニケーション能力に優れていたと思います。お互いの持つ個性がグループの中で上手く調整され、誰かの個性が無理に抑えられることもなく、第2回事前研修会で集まった時にはすでに、なんか心地いいなぁ〜と感じさせるグループとなりました。こうした仲間の存在は、ビクトリア市で各自ホストファミリーと時間を過ごしたときに、不思議と勇気を与えるもので、それぞれの『経験』を重ねる後押しをしてくれていたのではないかと思います。

この研修は、豊かな国際感覚を身に着け世界平和へのCATALYSTとなる人材育成に素晴らしい効果をあげている事業だと思います。数ヶ月に及ぶ事業ですが、集中した内容なのでこの事業に参加した団員の研修前−研修後の変化がはっきりと見て取れます。変化がはっきりと見て取れるというのは、参加した団員が物事に一生懸命に立ち向かったという証拠です。事前研修・ビクトリア市派遣・事後研修の中で自分について、自分を取り巻く環境について気づくことが沢山あったと思います。その気持ち、感じた心を忘れないでいて欲しいと思います。

人は『経験』によって生きていることを実感します。この研修で得た『経験』をより良い自分の形成に役立てられるかどうかはその人次第。中学生の皆さんがこれからどのように生きていくのか楽しみです。精一杯生きて下さい。応援しています。

最後になりますが、今回の研修に協力下さった関係者の皆さん、出会った全ての人に感謝します。ありがとうございました。

〜団員〜

Savory

厨川中学校  岡垣  亮我

まさに夢のような一週間でした。学校の勉強もしなくてもいいし、毎日が未知との出会い。あの日カナダを発ったことが夢であって欲しいです。

カナダで過ごした日々を思い出してまず浮かんでくるのはホストファミリーの顔。彼らはいつでも笑っていました。僕がホームステイをしているときに最も困ったのは、英語がなかなか聞き取れないこと。英語を読むのと聞くのとでは、ずいぶん違うのだなと改めて感じました。ブライアンはとても話すのが速くて、(まさにマシンガントーク!)初めのうちは本当に何を言っているのか分からなかったけれど、少し経つとちょっとずつ理解できるようになりました。

彼の「伝えたい」という気持ちと、自分の「分かりたい」という気持ちがあって伝わったと思うとうれしくなりました。時にはゆっくり話してもらったり、自分で絵を描いて説明したり。「コミュニケーションは気持ちから」とはよく言うけれど、それをまさに実感した日々でした。

ブライアンは趣味が多く、そのおかげで沢山の貴重な体験をすることができました。たとえば、4日目にはカーリングをしました。今まで一度もやったことがなくて、どうしようと戸惑っていたところ、親切に教えてくれたり、的に当てるとYou  did  a  good  job」と言ってくれたりしたので、ルールが分からなくても安心し、そして楽しんで人生初のカーリングをすることができました。それから、カナダの人々の心の広さを感じさせる出来事がありました。僕が家族にぶつかったり、ものを落としたときに「Sorry」と言うと気にしないで」と言われたり、ときには「そんな風に言うなよ」と軽く笑いながら怒られたこともありました。日本人はよく怒り、そしてよく謝るけれど、逆にそれが少し恥ずかしくも思えました。

この文のタイトルの「Savoryこれはブライアンから教わった言葉で、「甘じょっぱい」という意味らしいです。僕が過ごした一週間も、甘くてときにしょっぱい、そんな日々でした。

このような貴重な経験をするチャンスを下さった方方、団員のみんな、本当にありがとうございました。

カナダと日本
北松園中学校  高橋 

僕がカナダに着いた時、最初に思ったことは、「空が広い」と言うことだった。カナダは、面積がとても大きい。しかし、その割に人口が少ないので建物も少なく、大半が畑だった。さらに、その建物も縦に大きくない。横に大きい外観の家で、2階はおまけのようなものに感じた。日本のように土地が狭いから高さでカバーするような、せこい代物ではない。カナダの建物には「高さ」は必要ない。そのおかげでカナダの空は、広いと感じることができたのだと思う。逆に、僕が日本の自分の家に帰ってきて、まず最初に思ったこと。それは「日本の風呂に入りたい」これは大真面目だった。カナダの人は、風呂で温まるということをしない。それは当然、風呂の造りが違うからである。日本だと、人がすっぽり入るくらいの湯船があるものだが、カナダだとそうはいかない。基本的にシャワーを浴びるためだけの浴室なので、出来たとして半身浴。ちなみに、僕のホームステイ先には、浴室暖房というものが無かった。あったのは窓枠の隙間から入ってくる超冷風のみ。10月下旬の冷気をなめてはいけない。毎日のシャワーの時間は寒さとの闘いだった。しかし、カナダは確かに寒いが、悪い所というわけではない。人々は親切だし、物価も低い。いつかはカナダで暮らしてみたいと本気で思っている。僕がこのビクトリア市研修で

得たものは、数えるときりがないと思う。けれど、大きなものを挙げるとすれば、チャレンジ精神だと思う。英語で会話する力は、僕には無かったと思う。しかし、単語を並べ、ジェスチャーをするだけでも通じることがある。それが分かってからは、少しでも日本のことについて説明しようと努力した。僕が話した事の中で、伝わったのは半分だけかも知れないし、もしかしたらそれ以下かも知れない。けれど、大切なのは「今、どれだけ伝えようとしたか」だと僕は思う。伝わらなかった部分は、英語を話せるようになって、その後、会った時にもう一度ちゃんと伝えれば良いことだと思う。そして今,僕は日本語を強く認識した。だから僕は、話せる日本語を使い、皆に「カナダ」を伝えようと思う。何を言いたいのかよく分からなくなってしまった。とりあえず、最高に楽しかったのだけは確かです。

もう1つの暖かい家族
北松園中学校  八重樫 

あっという間に過ぎていったビクトリア市研修。英語を話すことができるかと不安だらけで出発しました。

研修2日目、ホテルから出発して学校でホストファミリーと対面。ここから私のホームステイが始まりました。始めは何も話すことができず、紙とペンを持って単語を並べながら話していました。全然話すことができない私に、ホストファミリーのTaraはゆっくり何度も話してくれました。ホームステイ1日目のこの夜は、何をすればよいのか分からず、日本のお土産で持ってきた折り紙を折ったりして、小さな文化交流をしました。この日の夜、「本当に何も喋られないでいいの?」と思いました。何も自分から話すことができず悔しい1日。こんな日が毎日続いて研修が終わってしまったら、もっと悔しい。明日からはもっと沢山話そう!と思い、ベッドに入りました。2日目からは、ホストファミリーのおばあちゃんと2人で朝食。日本の中学校の話をしたり、研修が終わって、次の日曜日は文化祭で何を発表するか等を話しながら朝食をとりました。学校までは、お母さんが車で送ってくれます。学校ではTaraの友達と話す時間もありました。放課後、家に帰ってからはペットの犬のペッパーの散歩に公園へ行きました。そこは、すぐ横に畑がある自然に囲まれた所で、車も走っておらず、ペッパーはリードをはずされ、走り回っていました。そして上をみると大きな空が見えます。日本よりも沢山の自然に囲まれたカナダの空はとても大きい。大好きなホストファミリーも私も、同じ空を見て生活しているんだなぁと思いました。ホームステイ最終日の朝、おばあちゃんといつも通りの朝食を取り、学校に行く支度をしていました。そのとき、おばあちゃんとお母さんは日本地図を広げてリビングで私を待っていました。そして、「結が私たちの家に来て、盛岡とビクトリアは姉妹都市になったの。またビクトリアに帰ってきてね。」と言われました。別れを惜しみながら手を振り、別れました。この研修で視野が広がりました。また、ビクトリアの人々の優しさ、温かさを決して忘れることはありません。失敗、不安、それ以上に喜び、感動がありました。国際交流協会の方、先生、最高の仲間達、ホストファミリー、ビクトリアの人々。本当にありがとう。

二度とない経験
乙部中学校  佐々木  大貴

始めに、第13中学生ビクトリア市研修に関係した様々な人に感謝を伝えたいと思います。この研修は、一生に一度の体験だったと思うし、とても思い出にのこる一週間だったと思います。研修の感想をこの紙に全て書くことは出来ないので、学んだ事や、思い出となった事などを順番に書こうと思います。まず、最初に盛岡駅に集合し、出発のあいさつを言い、少しの不安を胸に出発したのを覚えています。新幹線の中では、3年生とトランプをしたり、色々と話をしたりしてとっても短く感じました。成田空港に着き、飛行機に乗ってからはテレビを見たり、ご飯を食べたり写真を撮ったりしました。バンクーバーに着き、外へ出てみて思った事は、何もかも英語でこれから一週間大丈夫かなと思いました。フェリーに乗っても面白い人達が沢山いて、カナダの人達は日本人と違って元気というか、ノリが良い人達がいっぱいいるのだなと思いました。ビクトリアに着いてからは、病院庭園や公園内にあるトーテムポール、MILE0等を見ました。なんと言っても初日の思い出はホテルです。夕食の量が多かったし、夜トランプや色々な話を通して研修生皆と仲が良くなりました。2日目の市内見学では、ブッチャ−ド・ガーデンでリスも見れたし,その他に州議事堂や博物館を見学しその後、学校でホストファミリーと対面しました。最初は緊張したけど、ホストファミリーの皆から話をしてくれたので直ぐに打ち解ける事ができました。僕のホストファミリーと貴史君のホストファミリーの仲が良かったので、2日ずつ家に泊まりました。4日間通して行った所は、海、ホストスチューデントが習っているフィギアスケートの見学、ショッピングモール等、沢山の思い出を作る事もできたし、仲が良くなり、とても楽しかったです。次にホストファミリーの家で思い出となった事は、ご飯です。とってもうまく、おいしいんだけど量が多すぎて困りました。昼食を作ってくれた時も、ご飯の他にお菓子を沢山入れてくれました。そしてホストファミリーと別れる時は、とっても悲しかったです。沢山の思い出を作れた研修だったのでこの紙に全部は書き切れなかったけどこの研修に参加して良かったと断言できます。

ありがとうの気持ち
乙部中学校  横川  朋海

今回のビクトリア市研修でやったことは、殆ど初めてのことばかりでした。正直、1回目の事前研修のときは、「絶対盛り上がれないなー」と思っていました。でも全然そんなことはなく、一緒に過ごす時間が長くなるほど面白い事も増えて、カナダにいる間に、本当に仲良くなっていました。

今回の研修に関わった人、ビクトリアで会った人達は、みーんな優しかったです。団員全員、尾中先生、バスの運転手さん、市長の代理だったおばあさん、そして何よりホストファミリー!!本当に本当に良い人達ばかりでした。ホストファミリーとは、うまくコミュニケーションがとれるか不安だったけど、お父さんもお母さんもセイラも本当に優しくしてくれて、話しやすかったし、不安になったり寂しくなることは1度もありませんでした。ホームステイをしたことで、優しい心を持つこと、人に優しくすることは本当に大切なことなのだと感じました。

ホストファミリーとの最後の夜は、言葉が分からないだろうと、私のためにMr.ビーンを借りて来てくれて、皆で見ました。面白くて笑っていたけど、もう最後なんだなぁと心の中では思っていて、少し涙が出てきました。たった4泊しかしていないのに、ホストファミリーとは本当に仲良くなれました。セイラと別れるときは涙が自然とでてきて、セイラはハグしてくれました。ステイ期間中の優しさには本当に感謝しています。

そして、この研修に行く準備を手伝ってくれたり、っていうか、カナダに行かせてくれたお父さんお母さん、本当に本当にありがとう!

今回の研修で、人の心の温かさを沢山感じることができました。1週間は、本当に速くて、別れるときにこの気持ちがあれば私は、頑張れると思います。1週間のいろんな事は、絶対忘れないし、また絶対ビクトリアに行きたいと思います!

今回のことをただの思い出にしないで、新たな目標にして、毎日の生活を過ごしていきたいです。

この研修に関わった皆さん、本当に本当に本当にありがとうございました。

 

ありがとうビクトリア
渋民中学校  菊地  貴史

僕は、カナダに行くまで、飛行機に乗るのも初めて、海外に行くのも初めてで何もかもが初めての体験でした。特にホストファミリーとはうまく話せるか、自分を受け入れてもらえるか等不安も沢山有りました。

そしていよいよホストファミリーと対面。名前をうまく言えることができ、ホームステイが始まったんだなあと感じました。家に着くとホストマザーやホストスチューデントの妹が笑顔で自分を受け入れてくれて、その時とても気が楽になりました。ホストファミリーは、いつも僕のことを気遣ってくれ笑顔で「お腹は空いてないか」「何して遊びたいか」等とても優しくしてくれました。ホストスチューデントは、フィギュアスケートをやっていて学校を終えてから8時まで練習していました。あの優しかった顔からスケートをしている時は、真剣な顔になっていました。

2日目と3日目はホストファミリーが変わり、そのホストスチューデントの弟エリックは、トラブルメーカーだけどとても楽しい人でした。家の下のほうでホッケーをしました。僕は、初めてホッケーをやりました。一緒に泊まっている大貴さんとエリックの3人でホッケーバトルをしました。方法はゴールの下にあるペットボトルに当てて倒すという方法でやり、僕は全然当たらない中エリックは簡単に当てていました。

3人で楽しくホッケーをしているとホストファザーも参加してきました。ホストファザーは、ホッケーチームに入っており、エリックが、「父さんはとてもうまい」と言っていたので、どのような物かと見ていると、遠くからとても速く球が飛んできて、しかもゴールインしたのでとても驚きました。

それから2対2でバスケットボールもやり、自然とナイスやグッドが自分の口から出てコミュニケーションが取れて来て、とてもいい時間になりました。

お別れの日ホストファミリーと対面して5日目、とても短かった時間でした。

この6泊8日の旅は、僕を成長させてくれるいい旅となりました。これからも沢山国際交流をして英語ももちろん、コミュニケーションの取り方など学んで行きたいです。

カナダからのやさしさ
渋民中学校   福士  真央

ホームステイの4日間では、ホストファミリーの、私への優しさや親切が沢山有ったと思います。例えば、ホストスチューデントであるJessica Jess)は、私が話しかけるといつも笑顔で答えてくれたし、私が言いたいことを理解しようとしてくれました。どうしゃべったらいいのか分からないという不安も、おかげで楽になりました。1024日の夜、カヴァメントハウスにライトアップされたかぼちゃを見に行きました。この時お母さんは、私に上着を貸してくれたり、フードをかぶせてくれたりと気をつかってくれました。暗い中光る300個以上のかぼちゃは、昼間に見た時に負けない位きれいで、ハロウィンが有るカナダがうらやましくなりました

また、毎日の食事も私好みの量・味でバンクーバーのレストランでの多すぎる食事を思い出すと、ホームステイしてよかった!と思えてきました。でも、最終日のタコス→ケーキ→シナモンロールはちょっと驚きましたが、胃がカナダサイズになった気がしたので意外とおいしく食べられました。この日の食卓でも自分から話せていたと思うし、なんとなくオーバーリアクションになっている気がしました。多分、JessやJessのお母さんのリアクションが、うつっちゃったんだと思います。また、妹は、しゃべりたがりの世話したがりで、朝起こしてもらったり、朝ごはんの準備までしてもらいました。初日は騒がしくて疲れるなあと思っていたけど、だんだん助けられているなあと実感しました。弟もいたのですが、2人とも本当の私の兄妹に感じられました。

それから、学校に行ったときにもJessの友達に助けられました。例えば、小学校にボランティアに行った時、何をしたらいいか分からなかったので、Jessの友達に聞いたら、丁寧に話してくれました。12人で買い物に行ったときは、色んな人とおしゃべりしたり、遊んだりしてこれも良い思い出になりました。

ホームステイは、あっという間に過ぎてしまったけど沢山の優しさに助けられたし、そのおかげで何時もの自分で楽しむことができました。この研修に関わってくれた全ての人達に「ありがとう」です。

カナダ、ありがとう!
黒石野中学校   安保  大輔

想像していたよりも、カナダはずっときれいな所だった。初めての海外ということもあり、正直不安の方が多かった。だが、その不安は飛行機から見下した美しいカナダの地に吸い取られてしまったかのように無くなった。

飛行機から降り立った時あぁ、カナダだ」とまでは思わなかったのだが、異国に立っているという空気が少なくとも感じられた。

カナダに来たという感動の中、僕は時差ボケによる体調不良になってしまった。二、三日だるさ等が続き、食事もまともに摂れなかった。そんな中、ホストマザーをはじめとする僕のホストファミリーには、沢山心配をかけてしまった。

日本とカナダの絆を深めたいという願いのもとこの研修に参加したのに、体調不良でまともに動けなかった最初の二、三日の分、後の時間を大切に使おうと努力した。その結果、友達を作ることができたし、コミュニケーション能力を高めることもできた。が、まだ満足のいくところまでは達することができなかった。やはり学校で習った英語のみならず、自ら進んで英語力を高めていく努力が必要だと実感した。

日本に帰ってきた今、やはり積極的に学び、それを活かしていけるような自分になれたら…と思うようになった。

言葉、文化、習慣などを学ぶことによって、僕の目指す「絆」を築くことが可能になる。

これからは、この研修をきっかけにもっと積極的に勉強をしたいと思う。やはり、この1週間は自分にとって大きなものになったと思う。将来、英語関係の仕事につきたいと思うようになったし、ホストファミリーとの交流を通して異国の人への警戒心が少なからず解けたからだ。これは、とても重要なことだと思う。やはり絆を結ぶためには、いつまでも警戒心を持っていてはいけないからだ。

最後に、ホストファミリーの皆さん、団員のみんな、この研修をサポートしてくださった方々、スペクトラムコミュニティ-スクールの皆さん、そしてカナダ、ありがとう!!!

温かさ
下小路中学校  平原  友塔

僕がカナダに行き一番強く感じたのは“人間の温かさ”でした。日本とは全然違っていて、お店一つにしても、入店するときにハローと気軽に声をかけてくれて、それだけでお店に対するイメージは大きく変わりました。日本もカナダのように、もっと温かければいいのにと何度も思いました。道行く人、皆が僕たちに声をかけてくれます。カナダの人は、とってもフレンドリーです。あいさつ一つをとても大事していると思います。最初はホームステイ先も決まらなく、英語力の無さも有り不安ばっかりの研修でしたが、カナダに行ったとたん、そんな心配はどこかへ飛んでいきました。最初に不安がっていた自分が恥かしくなりました。

市内観光をしたりして、しだいに自分はカナダに打ち解けて行きました。とても日本では感じられない事を感じる事ができました。最初カナダはとても都会的な感じがしていましたが、そんな事はなく、とても豊かな自然に富んでいました。日本の方が、よっぽど都会です。しかしカナダにも都会な所はありました。バンクーバーです。しかし、建築が日本と大きく違うのでとっても都会なのに、趣がある町でした。バンクーバーはとてもいい所です。

カナダで学んだ事は沢山あります。例えばさっきも言ったようにあいさつです。スーパーなどのレジでも会話があるのにはちょっとビックリしましたが、ここでも人間の温かさを感じる事ができました。ホストファミリーとの会話もとても向こうの人が親切で簡単な英語で話してくれたり、どうしても分からないところは書いてくれたりと、とても優しい人達でした。授業体験でも、先生が親切で、よく目をかけてくれました。向こうの学校に行きたいとさえ思いました。ホストファミリーとの別れは、よく打ち解けていただけに、とても辛いものでした。必ずまた会いに来るよと言ってきました。僕はカナダで学んだ事をこれからの将来につなげ、国際人になりたいです。あいさつ一つとっても日本とは違う国カナダ。これから 、沢山勉強して、カナダに留学し、将来、日本とカナダの距離をちぢめれる様な人になりたいです。この研修に参加した事を一生忘れません。

  My CANADA
岩手大学教育学部附属中学校  菅野  知佳

8時間以上に渡る飛行を終えた私達を迎えてくれたのは、カナダの乾燥して澄んだ空気と、現地の方々の温かな笑顔でした。

「Hi!」と話しかけることができる環境は、日本人の私にとっては、初めてで大きな衝撃を受けました。幼い子供たちも、目が合うと無邪気な笑顔を振りまいてくれ、別の国で心が強張っていた私は、ほっと安心しました。周り全てが英語。こんな環境で一週間乗り切れるのだろうか。こんな不安は、スペクトラムスクールでホストファミリーに出会う時間が近付くにつれ、深まっていました。「話せるのか?」「嫌な思いにさせたら、どうしよう」こんなとめどない不安が私を包んでいましたが、ホストファミリーの心の広さと笑顔に助けられました。全てが初めての経験、食べ物は全て大きく、毎日が新鮮でした。でも、ホストシスターのJulianneとのぎこちない英語での会話をくり返すごとに不安は自信へと変わっていきました。

この研修を通して、学んだことはこの紙面だけでは伝え切れません。異国の言葉で互いに気遣いながら育てた友情。スペクトラムスクールで、駿介さん、ベンさん、ドーさん等を始めとする多くの人々と出会えたこと、全てがこれからの自分の人生において、大きな糧となることでしょう。

また、この一週間で私達団員12は出発前とは比べものにならない程、大きな成長をしました。小悪魔へと進化を遂げたり、瞳が大きくなり突っ込みのキレが良くなったり、大好きなアーティストで所構わず歌い出したりと……。旅は人を成長させるとよく言いますが、この多感期で今の時期にこの研修に参加できたことは、将来の岐路に向かう私達にとって、改めて自らの将来像を考えるきっかけとなりました。

正直、自分の思う国際交流は、出来ていなかったかもしれません。でも、異国の地でこのような体験ができて嬉しく思うし、またカナダに行きたいです。今よりも、もっと英語を勉強してまた同じホストファミリーのもとに帰りたいと思います。絶対にー。

最後にこの研修でお世話になった方々、貴重な体験をさせて頂き感謝しています。ありがとうございます。

カナダで見たもの、そして忘れ物
岩手大学教育学部附属中学校  中村  忠義

もう一度、カナダへ行きたい。研修へ行った全員がそう思ったに違いないだろう。自分自身、日本に着いてからは、カナダに忘れ物をしたような気持ちになり、無性に寂しくなる時がある

ビクトリアには、溢れんばかりの愛があった。僕がまず驚いたのは、動物に対する優しさの大きさだ。大抵の犬は放し飼いで、散歩にも綱は不要だった。動物専用の水飲み場もよく見かけた。町の中にある木や小さな草原には野鳥やリスがいた。その様子を見ると、動物たちがどれ程大切にされているかがわかる。日本では決して見ることのできない光景を目の当たりにして、僕は大きな感動を覚えた。

そしてもう一つ、ビクトリアの方々にとっては何でもない日常なのかもしれないが、僕は大きな愛を見つけた。ホストファミリーとの夕食の中での場面である。一人一人が相手を気遣い、おかわりはいるのか、この調味料を使うかなど、正確な英語は分からないが、動作を見ていて分かった。もちろん僕も、家族皆から親切にして頂いた。そして夕食が済むと、全員で片づけを始め、デザートとお茶の用意をした。ホームステイ初日は出遅れて片づけを始めたが、二日目からは僕も家族と共に進んで片づけができた。その後はデザートとお茶を楽しみながら、ゆっくり団らんだ。僕はこの一時が、大好きだった。果たして、今の日本にこのような家族はあるのだろうか。少なくとも、僕の家では考えられなかった。だからこそ、その時間が僕にとって、より幸せに感じられたのだと思う。

そして僕は、外国人と接するにあたり、言葉が分からなくても必ず通じ合えるという考えを持ってこの研修に臨んだ。その考えは間違いではないと思った。それと同時に、一概に正しいとは言えないのだと分かった。言葉が通じなくても、ある程度の気持ちは伝わる。けれど、伝えたくても伝わらない思いもあり、とても悔しかった。

僕はいつかまた、ビクトリアへ行く。今度は、今よりずっとうまい英語で外国人に思いを伝えて来る。愛と自然の都市、ビクトリアに、忘れ物を取りに行こうと思う。

国境を越えた「15歳」
厨川中学校  坂尾  美帆

私達12のビクトリア研修団は、1028に、8日間の日程を終えて、カナダから無事生還しました。

私は、初日は時差ボケでぐったりで、折角の大陸初上陸の感動を味わえないまま、カナダに到着してしまいました。今思えば、とても残念です。

この8日間は、あっという間でした。周りの人が皆英語を話している事に驚き、食べ物に驚き、道路や空の広さに驚いて、自分の英語の伝わらなさに驚愕し落ち込んで、ホストファミリーの暖かな優しさに感動して…。沢山の事に驚いたり、感動したりしているうちに、研修は終わってしまいました。そして、中でも私が大発見した事。それは、日本の15歳もカナダの15歳も変わらないという事でした。私のホストシスターのJulianneは、私と同い年の15歳でした。Julianneは家に帰ってくると、家族にその日1日の学校での出来事を楽しそうに話していました。「今日は学校でこんな事があった」「バドミントンのラケットで指にケガしちゃったの」等など…。そして、私達にも、Julianneのボーイフレンドの話や学校の話などを沢山してくれました。Julianneとこの会話をしていて、私は不思議な懐かしさを覚えました。そして、気づきました。「私達と同じだと。カナダと日本は、話している言葉も、

目や髪の色も、住んでいる場所も、見ているテレビも、食べ物の味付けも違います。でも、15Julianne15の私は、同じように学校に通い、勉強して、遊んで、恋もして…。私の日本での生活が、そのままカナダに有りました。国境を越え、広い広い太平洋を越えた向こうの国、カナダで、私達と同じように生活を送っている「15歳」がいる事など、以前の私は気づきませんでした。もしこの研修に参加できなかったら、一生知らないままだったかもしれません。こんなに沢山の事を学べたこの研修は、私の一番の宝物です。最後になりますが、私達をビクトリア研修に行かせて下さった先生方、沢山お世話になった協会の方々、一緒に沢山の思い出を作った団員の皆(特に寝食を共にした知佳先輩!)、心配しながら待っていてくれた家族に、心から感謝しています。本当にありがとうございました!!


〜研修アドバイザー〜

研修アドバイザーから  尾中 夏美

第13回の中学生ビクトリア派遣には、今年から旧玉山村の中学校の参加者が加わり、和やかな雰囲気の中で事前・事後研修を行ないました。事件や事故に遭遇することもなく無事に終了できたことは何より嬉しいことです。今回は2つのチームで現地での発表を行ないましたが、団員それぞれ忙しいスケジュールをやりくりして各自主体的にかかわってくれたと思います。

帰国報告会でのチーム発表や個人発表を聞いていて、参加者一人一人の成長を感じました。家族の役割分担の仕方、余暇の過ごし方、食品の販売形態、国旗、国歌などに見える愛国心など、事前研修での予想とは違った発見があったと思います。それをただ「凄いなあ」とか「文化が違うから」で片付けてしまうのではなく、こういった表面的な相違がどんな価値観や歴史、社会に根ざしているのかを考える事で、さらに深くカナダという国が理解できるようになるでしょうし、ひいては「自分と自分の国や文化」についてより深く気付くことにも繋がると思います。「海外に出るのは自分の国のことをもっと知ってからで十分」という人がいますが、外にでて始めて見えてくる自分像というものがあります。これから日本国内で目にする色々な事柄を同じような観点で観察すると、いままで特に気づかなかった面白い発見ができると思います。出発前に不安を抱えていた英語も、「なんとかなった」という感想でした。英語はコミュニケーションの道具です。高級な道具があれば緻密な意思疎通ができるでしょうが、簡単な道具でもそれなりに楽しいコミュニケーションができます。「できないこと」に不安を感じるのではなく、「どうすれば用が足りるか」を考えて工夫しながらコミュニケーションを図ると、思った以上に意思が通じるものです。一番大切なのは自分の殻から一歩踏み出す勇気でしょう。今回の研修では姉妹都市カナダ、ビクトリア市を訪問しましたが、これを機会にどうぞ世界に目を向けてください。世界という座標の中で自分の存在を感じることができると視野がぐ〜んと広がりますし、世界情勢も他人事ではなくなります。今「もっと・・・出来れば」と思った人がいたなら、次回までに是非その課題が克服してほしいと思います。最後になりましたが、最初の事前研修、引率、事後研修と報告会まで、お忙しい日程の中で熱心にご指導いただきました山崎健志先生、藤田美幸先生に心より御礼申し上げます。